YAMATO気まぐれ日記

浅岡雄也さん、Chicago Poodleなど好きなアーティストさんについて良く語っています。

舞台アルバトロス本編(追記あり)

ここからは舞台本編のレポとなります。


オープニング。初老の男性が登場し過去を振り返る。
回想シーンのような形で舞台が始まる。
1960年代末。全国の大学で学費値上げに反対する学生達が大学を
占拠していた。


そんなとある大学の教室に立て篭もりババ抜きをしながら
将来について談笑している5人がいた。
進藤哲也・進藤美紀子・木下幸男・寺田陽一・山崎雄介
この5人がメインとなって物語りは展開していく。


物語りの中盤ぐらいで雄介にスパイ疑惑がかけられる。
そんな中、機動隊が大学の内部に突入し多数の怪我人が出る。
美紀子と幸男を逃がすために陽一は自ら機動隊とぶつかり重症を負う。
機動隊は一時撤退し学生達は自分達の力で退けた物と喜ぶが
実は機動隊のデモンストレーションである事に気付き始めていた。
正面ではなく機動隊に知られていないはずの西側の出入り口から
突入された事から雄介が機動隊と通じているのではないかと言う
疑惑がさらに深まる。
そんな中みんなの前に雄介が現れ問い詰められる。
哲也は必死で雄介をかばうが雄介は何も言わない。
そして雄介は隠し持っていた拳銃を仲間に突きつけ逃げる。
スパイだと断定された雄介は仲間から追われる身になる。
そんな雄介に哲也が追いつき殴りあいになるが真相は明らかにならず
再び雄介は逃げる。


そんな中再び機動隊が突入してくる。
徹夜は陽一の容態を見に行くが陽一はすでに息絶えていた。
そして雄介と美紀子がばったり出会う。
雄介に恋心を抱いている美紀子は雄介に必死で真相を問うがやはり答えない。
そして雄介ともみ合ううちに美紀子は誤って雄介を拳銃で撃ってしまう。
その場に倒れる雄介。美紀子は怖くなりその場から逃げ出す。
そんな雄介の前に現れたのは幸男だった。
幸男はハンカチで拳銃を掴みその場から立ち去ろうとする。
そんな中、雄介が呟く「やはりお前だったのか・・・」
驚く幸男。雄介は陽一と幸男のどちらかがスパイだと睨んでいた。
幸男は何故自分がスパイだと気付いていたのにみんなに言わなかったのか
雄介に問いかけると雄介は
「お前がスパイだと分かったら美紀子が悲しむ。」と、答えました。
そして雄介は幸男に「美紀子を連れて逃げろ!」と、言って倒れました。
美紀子を追う幸男。そして遂に機動隊が本格的に攻め込んでくる。
そこで回想シーンは終わり再び初老の男性が登場する。
「妻は・・・いえ、美紀子は先日死にました。」
この言葉から初老の男性は幸男であると思われる。
そして最後にメインの5人が登場し幸男にギターを教えているシーンを
再現して舞台は終わりました。