歌百歌 vol.12(追記あり）

尼崎にある小さなライブハウスBLANTONにてSASAIが出演する
ライブを見て来ました。

今回の出演者はSASAIを含めて3組。
トップバッターは奥村兄弟。
なんと高1のお姉ちゃんと小6の弟によるアコースティックユニット。
元々はSANISAIの追っかけやっていたそうでSANISAIに憧れて
音楽を始める事になったそうです。
お姉ちゃんがギターボーカルで弟がカホン＆コーラス。
ロン毛にGパンにTシャツ姿。
めちゃめちゃボーイッシュな感じでしたよ。
お姉ちゃんのゆきこちゃんはアコースティックギターをジャカジャカかき鳴らし
弟のふうたくんはちっこい体でカホンを激しく叩きまくり
とても小学生とは思えなくらい激しい演奏でしたよ。
1曲目でゆきこちゃんのギターの弦が切れるハプニングが起き
予備がなかったようで出演者（お客さん？）に弦を借りて張り直していたら
BLANTONのスタッフさんが隆平君のギターを持って来て2曲目以降は
隆平君のギターで演奏する事に。
奥村兄弟が尊敬する隆平君愛用のギターを借りる事が出来て
めちゃめちゃ感激してましたね。
中盤ではふうたくんのボーカルで歌う曲も1曲あって
これがめっちゃ可愛らしかった！（笑）
奥村兄弟の楽曲は結構懐かしい感じの曲調で初期の長淵剛って感じかな？
これから大きくなるにつれどんな風に変わって行くのか楽しみですね。

2番手は＃２（シャープツー）
男性2人のアコギユニット。
この後に出たSASAIの話ではSANISAIが神戸でラジオ番組を持っていた時に
＃２のお二人がゲストで登場した事があったんだとか。
＃２も結構活動期間が長いようですね。
歌もなかなか上手いと思ったのですがトークはもうちょっと頑張った方がいいかな？
なんだかよく分からないトークしていて滑りまくっていましたね。

トリを務めたのはSASAI。
初のトリと言う事でいつも以上に緊張していたとか？
1曲目は梅雨と言う事で天気予報も雨予報だったので雨の曲を
用意していたのですが当日の天気は曇りで滑ったと本人達は
言ってましたがなかなか良かったですよ。
誰かが日本語でカバーしていたように思ったのですが違ったかな？
お馴染みのオリジナル曲「っぽく！」「僕に預けて」「My Life」
なんかも板について来て凄く良かったですよ。
ちょうどこの日が父の日と言う事で隆平君のお父さんが大好きな
ちあきなおみさんの「黄昏のビギン」と言う曲をカバーしていました。
隆平君がお父さんの事を「ええ人やったんですけどね・・・」
と、ボケて話すと伸吾さんが「亡くなられたんですか？」とボケに乗っかり
「そこは突っ込む所やろ！」と、ダメ出しされていました。（笑）
そんな隆平君のお父さんライブ直前に電話をかけてきて
「家の鍵を無くして家に入れなくなった。」と言ってきたとか？
息子さんこれからライブなんですけどねぇ〜。＾＾；
本編ラストは「風景」。
五山の送り火をテーマにした壮大なバラードナンバー。
この曲めちゃめちゃ気に入ってます！！
「ほら山に火が灯る1年に1度の日だね今年は隣にあなたがいない・・・。」
って感じの歌詞でしたよ。

本編で7曲やってさらにトリと言う事でアンコールにも応えてくれました。
アンコールではSANISAIのインディーズデビュー曲「京都慕情」を
SASAIバージョンでやってくれてもう1曲オリジナル曲の「ポケット」
をやってくれました。
SANISAIでライブやった時に対バンしたバンドが
「SANISAIさんの曲カバーさせてもらっています！」
って言うからどの曲だろうと思ったら「京都慕情」だったそうです。
もうすっかりSANISAIの曲ってイメージが定着したんですかね？
「京都慕情」やった後に「どうでしたか？」と聞いて見たら
お客さんから温かい拍手が起きていました。
「この拍手は和嘉子がいなくても大丈夫って事と捉えますので
　帰ったら姉に伝えておきます。それを聞いたら姉は１００％キレると思います。」
と、相変わらずの爆笑トークで楽しませてくれましたよ。
「これ以上は本当に曲がないのでWアンコールは絶対止めて下さい！」
と、必死でお願いしていましたよ。（笑）
いつかワンマンライブやって欲しいですね。

セットリスト追記しておきます。

１．Raindrops keep falling on my head (Burt Bacharacheカバー）
２．僕に預けて
３．っぽく！
４.黄昏のビギン（ちあきなおみさんのカバー）
５．My Life
６．Love
７．風景

アンコール
１．京都慕情
２．Pocket

帰りに阪急塚口駅に貼ってあった注意書き。
こんな奴がいるんですな。
みなさん注意して下さいね。